2020年05月22日

黄砂

トーマスです。

先日、晴れているのに空がくもって、遠くの山がはっきり見えませんでした。
ネットで天気予報を調べたところ、黄砂(こうさ)が多いと情報がありました。

今回は黄砂はどんなものかネットで調べてみました。

東アジア内陸部にある、ゴビ砂漠
(【モンゴル】~【内モンゴル自治区】)
の砂が、偏西風にのって日本へ飛来し、広い範囲に舞い降りる自然現象です。

【内モンゴル】って何?となってしまったので、黄砂の話から少し脱線しますが、【内モンゴル】について調べてみました。


①内モンゴル自治区(うち~)

中国北部にある中国の領土。
内モンゴルは80%が漢民族、中国語をメインで使用。
「内~」とつくのは、領土として所有する中国本土からの見方からきています。
一方、モンゴルの人々は、国土の南部に位置することから、南モンゴルと呼ぶそうです。

②モンゴル国
首都はウランバートル。
コビ砂漠の北。
私たちがモンゴルと聞いたらイメージする独立国の方です。

中国の人々は外モンゴル、
モンゴルの人々は北モンゴルとよびます。


もともと「モンゴル国」と「内モンゴル自治区」に住む人たちは、同じ文化を持ち、同じ言葉を話す蒙古族。ところが歴史的経過によって、モンゴル国は“ロシア文化圏”、内モンゴルは“中国文化圏”に分かれてしまったという経緯があったそうです。

私、 モンゴルと名がつく地域がふたつあるとは知りませんでし た(汗)

…………

話を本題に戻します。
黄砂は日本では3~5月によく観察されます。
航空機が中国や韓国上空を通過する際、都市や工業地帯で排出された公害物質を砂と一緒に運んでしまうので生活環境や健康へ大きな被害をもたらしてしまいます。
気管支喘息、アトピー、肺炎などの症状を悪化させることもあります。

近年、中国の深刻な大気汚染によって引き起こされた
「pm2.5」( particulate matter 微少粒子状物質) も黄砂とともに日本に飛来して問題視されています。
粒子が非常に細かいため、肺の奥深くまで入りやすく、血液内に侵入し全身を巡ります。
発ガン性があり、肺癌、呼吸器、循環器、消化器の疾患が引き起こされます。

マスクが有効です。
目の細かい上質なマスクをシーズン中は身に付けるといいそうです。

コロナだけでなく、pm2.5に対しても有効なマスク、外出する時は基本的に身に付けていた方がいいのかもしれませんね。






Posted by 静岡プロ家庭教師会 at 15:34│Comments(0)
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